Category Archives: データ作成

33 ExcelDevToolのインストール/アンインストールガイド

インストールについて、問い合わせの方もいらっしゃいましたので、注意点を説明します。
本ソフトはOffice32Bitしか利用できません。Office64Bitを利用されている方はOffice32へ切り替えてから
ご利用ください。(普段Officeのインストールメディアに両方入っています。)
32 ビット版の Office 2010 は、ほとんどの人に推奨されるオプションです。

1. ダウンロード

①、ExcelDevToolのダウンロード
基本的に、http://www.superdbtool.com/download.htm から最新版をダウンロードしてご使用ください。
Vectorからもダウンロードできます。(最新版ではない可能性があります。)
http://www.superdbtool.com/download.htm

②、ダウンロード時に署名なワーニングがあった場合、それを無視してダウンロードしていただければ問題ないです。Windows8の場合、以下の画面も出る場合があります。Office2003以前でも使えるように、発行元の設定はしていません。インストールして問題ありません。



インストール&アンインストール(Youtube動画)

2.アンインストール方法

方法1:開いているExcelをすべて閉じてからセットアップのMSIファイル(上記1にてダウンロードしたセットアップファイル)をクリックして、以下の画面で削除を選択すれば簡単にアンインストールできます。
DeleteDevTool-1

方法2:普通のWindowsソフトウェアのアンインストールと同じでWindowsの「プログラムの追加と削除」を経由してアンインストールすることもできます。

Windows8:
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-8/uninstall-change-program

Windows7:
[プログラムと機能] を開くには、[スタート] ボタン [スタート] ボタンの画像、[コントロール パネル]、[プログラム]、[プログラムと機能] の順にクリックします。
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/uninstall-change-program#uninstall-change-program=windows-7

WindowsXP:
[スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をクリックして、[プログラムの追加と削除] をダブルクリックします。[現在インストールされているプログラム] ボックスで、削除するプログラム[ExcelDevTool]をクリックし、[削除] (または [変更と削除]) をクリックします。プログラムの削除を確認するメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。
http://support.microsoft.com/kb/307895/ja

一時的にExcelから外したい場合、下記ページをご参照ください。
COM アドイン プログラムを登録または削除する

3. インストール

①、インストール前は開いているExcelファイルをすべて閉じてから
インストールしてください。インストールが終わりましたら、Excelを起動すれば即に利用できます。
インストールファイルをダブルクリックして、インストールします。
InstallDevTool-1
InstallDevTool-2
InstallDevTool-3
InstallDevTool-3
②、インストールが終わりましたら、Excelを起動して、下記のメニューが表示されたかを確認します。
InstallDevTool-4
右クリックも同じメニューが表示されます。
Office2013 64bit版は表示できないので、予めご了承ください。アドインツールがメニューに出てこない場合、まずOfficeのバージョンは64Bitかどうかをご確認お願いします。
使用している Office のバージョンを確認する方法

③、Office2007以降を利用されているなら、下記のようにExcelDevToolのメニューをクイックアクセスツールバーに追加できます。
InstallDevTool-6

InstallDevTool-7

インストール後、拡張メニュー出てこない場合、またはエラー発生した場合、どうすればいいでしょうか。
下記をご参照ください。
http://superdbtool.com/blog/excedevtoolqa

Excelの作業効率アップ-4 グループ分け / 組合せパターン作成

テストデータを作成する際に、各種区分値などに対して、全パターンが網羅できるように、データの組み合わせパターンを作成する必要な場合があります。手動で全パターン網羅データを作成するのはとても無駄な時間が掛かってしまいます。そして、100人からランダムで10人を選べるようにグループ分けの場面も多いです。

今回紹介するExcelDevToolの「データの組み合わせパターンを作成」は選択したデータに対して、自動的にデータの組み合わせやグループを作成してくれる機能で速くて便利です。
ExcelDevTool@Excel Download(Ver 4.0.0)(Msi)msi

1. 全パターン組み合わせの作成例
1). データ出力先セルを選択し、Excelシート上にて右クリックして、「機能拡張」⇒「選択範囲」⇒「データの組み合わせを作成」をクリックします。
Combination-1
(バージョンアップにより、タイトルを選択しないようになりました。)

2). 以下のようなデータが出力されます。

Combination-2

上記の方法では、組み合わせの全パターンが出力されます。各列の重複のない組み合わせを出力するには、
以下の例をご参照ください。

2.各列の重複のない組み合わせの作成例
例えば、4つのチームの組み合わせを出力したい場合:

4つのチームを4つの列に全部入力します。

Excelの組み合わせパターン作成とあまり関係ないですけど、2014ワールドカップの結果予想シートを作ってみました。

2014ワールドカップ結果予想ワークシート(xls)

3.m件のデータから任意n件のデータを抽出

選択範囲⇒組合せ(m件中からn件を抽出)
エクセル上にて、対象データ範囲を選択して、右クリック
機能拡張⇒選択範囲⇒組合せ(m件中からn件を抽出) をクリック

出たダイアログの「出力」をクリック、データ件数と抽出最大行数の変更ができる。

結果:

4.m件のデータからランダムでn件毎にグループ分け

3番の出力結果は数千万件の場合もあるため、オバーフローする一方、
出力した結果もあまり意味ないです。例えば、100人から10人毎に分ける
結果が必要なら、ランダムで分ければいいので、全部の結果出力はいらないです。

この場合、


出力結果:

 

Excelの作業効率アップ-2 擬似個人情報作成(複数シート)

システムを開発する過程で時間のかかる工程として単体・結合テスト作業があります。
その中でテストデータを作成するにはそれ相応の時間が掛かってしまいます。

前回で1つのシートにダミーデータを作成すると紹介しましたが、今回はExcelDevToolを使って一括で複数のシートに
大量データを作成する方法を紹介します。
 
1. データ出力対象シートをすべて選択します。
MakeDataBatch-1

2. 右クリック ⇒ 選択範囲 ⇒ 類似個人情報データ作成をクリックします。
MakeDataBatch-2

3.データ生成オプションを設定し、ダミーデータ作成をクリックします。
MakeDataBatch-4
4.複数シートが選択された場合、「はい」を選択して、複数のシートに一括でデータが作成できます。
MakeDataBatch-5

5.作成したデータの例:
MakeDataBatch-6

Excelの作業効率アップ-1 擬似個人情報データ作成

システムを開発する過程で時間のかかる工程として単体・結合テスト作業があります。
その中でテストデータを作成するにはそれ相応の時間が掛かってしまいます。

今回紹介するExcelDevTool「擬似個人情報データ作成」機能は様々なダミーデータの作成でも、とりわけ面倒な氏名や住所等のマスターデータを自動的に生成してくれるとても便利な機能です。

1. データ出力先セルを選択し、Excelシート上にて右クリックして、「機能拡張」⇒「選択範囲」⇒「擬似個人情報データ作成」をクリックします。
MakeData-1

2. 「ダミーデータ生成設定」の画面で各列のデータ種類を設定して、「ダミーデータ生成」ボタンを押します。

MakeData-2

3. 下記のダミーデータが生成されます。

MakeData-3

4.本機能で生成できるデータの種類:
数値連番,整数・小数点数,値リストから,英数混在,文字列+連番,文字列+全角連番,
全角漢字,ひらがな,全角カタカナ,半角カタカナ,全角英数,全角数値,全角英字,都道府県,
E-Mail,URL,郵便番号,全半混在,日付,時間,タイムスタンプ,携帯,苗字のみ,氏名,
ふりがな,性別,年齢,血液型,固定電話,婚姻,固定値,国籍,国籍英語,国籍英語略,
企業名,特殊文字,住所,住所ふりがな,半角英字,市区,町村,最寄駅,最寄駅ふりがな,
路線,銀行コード,銀行名,銀行カタカナ,支店コード,支店名,支店カタカナ,大学名,
業種大分類,業種大分類名称,業種中分類,業種中分類名称,業種小分類,
業種小分類名称,職種大分類,職種大分類名称,職種中分類,職種中分類名称,
職種小分類,職種小分類名称,身長,体重,クレジットカード会社,クレジットカード番号,クレジットカード有効期限,IPアドレス
5. 生成設定例:
ヘッダー行:出力先のタイトル行の番号を設定する
データ開始行:作成対象データの出力先開始行
作成件数:作成対象件数
ダミーデータ作成ボタンをクリックすれば、指定された範囲に一括でたくさんのデータが作成できます。